職場での人間関係・ストレス・悩みをすっきり完全解決

財務・コンプラ・製品・サービスから会社がヤバい状態か見極めるポイント

2020/07/24
 
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「イヤな上司・部下・同僚との人間関係」 「ブラックなヤバい企業・社畜・ハラスメントの悩み」 「職場での良好なコミュニケーションの取り方」 「誰も教えてくれない昇進・人事評価の仕組み」 「会社を辞めたい」 「潰れる会社の特徴」 こんな悩みの解決法を「すぬつく」が こっそりお教え致します。 宜しくお願いします。

5年先、10年先に自分が何をやっているか想像した事ってありますか?例えば今の会社で管理職に昇進して毎日充実した日々を過ごしている。又は、違う部署に異動して新たな業務に従事して自己のスキルアップに繋げている。部下や後輩の育成に力を入れている。

少し、待ってください。それって今務めている会社が存続している前提でのお話ですよね。今務めている会社って、5年後、10年後に存続しているのでしょうか?新卒で入社した人は、なんとなく入社した方々が多いと思います。また、40代、50代の方々は入社時と会社の状況が変わっていますよね。

今や銀行や誰もが知っている大手企業も倒産や事業体を売却する様な状況となっています。何時何が起こるか分からない状況です。そこで、今回は貴方の勤めている会社が数年後も存続しているか(存続出来ない兆候を見逃すな)を見極めるポイントについてお話ししたいと思います。

今務めている会社がヤバい状態になっているか否かを確認する事で自身のリスク回避に繋げていきましょう。手遅れになってしまった場合、退職金への影響や転職先への影響があると思います。

財務状況

上場している企業にお勤めの人や上場していなくても会社の財務状況の詳細を知る事が出来る人は過去3年間の決算書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)をよく見る事をおススメします。

読み方が分からないとか何処をポイントとして見ればよいのか分からない場合は、以下を確認すると良いでしょう。貸借対照表については、負債の比率が80%以上だと一般的に経営難と判断する事が出来ます。

よって、過去3年間で徐々に悪化しており、このままだと80%に届いてしまいそうな場合は要注意です。

次に、損益計算書ですが、過去3年間で経常利益が連続して赤字の場合は要注意です。単年で赤字も注意が必要です。最後に、キャッシュフロー計算書については、営業活動キャッシュフローが赤字だと注意が必要です。

コンプライアンス

コンプライアンスに対してあまり積極的ではない企業も要注意です。コンプライアンス違反→企業価値低下→業績悪化となるパターンやいきなり営業停止命令や事業継続が不可能になるケースもあります。

コンプライアンス違反を事業リスクと捉えていない企業に未来はありません。皆さんも企業の不祥事に関するニュースを見た経験があると思います。その後の企業はどうなったかと言うと、致命的なダメージを受けていますよね。

過去の不祥事には、粉飾決算、検査結果偽装、リコール隠し、賞味期限偽装、個人情報流出、労働基準法違反(ブラック企業は危ない)、環境法令違反等ですが、不祥事名=やってしまった企業名と言う印象が出来上がってしまい、企業価値を著しく低下させてしまっています。

具体的な確認のポイントとしては、コンプライアンス違反に対する社内の通報システムが無かったり、会社が組織的に悪い情報を隠蔽する体質の場合は要注意です。これらは特に経営層の意思が反映され易いと憶えておいて損はないでしょう。

扱っている製品やサービス内容の将来性

世の中のニーズに合った製品やサービスを提供出来ないと、企業としては成り立たなくなります。例えば、ペーパーレスになりつつある今の時代にプリンターや複写機の需用は縮小してきています。この様な場合、プリンターや複写機関連の事業のみで成り立っている企業には注意が必用ですよね。

特にこれらの製品の部品生産を受注している様な企業は数年単位で売り上げが徐々に落ちてきているのではないでしょうか?10年後も今と同数の受注があるでしょうか?これから伸びるであろうジャンルの製品開発や生産受注の計画があったり、これから検討するのであれば良いのですが、その計画が無いと不安ですよね。

この様に、時代や世の中のニーズに合わせた事業戦略を立てていない(検討していない)企業には注意が必要です。 *昇給の仕組みから会社がヤバい状態になっているか見極める記事はこちらから

すぬつくの経験

すぬつくの場合、会社の事業戦略を立てる部門に居る為、世の中のニーズを常に考えさせられます。本当に頭がイタいデスね。また、すぬつくが在籍している企業は、遵法状態を第3者的にチェックする部門が有り、遵法の重要性の社員への教育、財務状況の社員への開示等実施しているので大丈夫だと思ってます。唯一心配なのは、会社の戦略を立てる部門にすぬつくが在籍していると言う点だけです。

まとめ

貴方の在籍している企業の財務状況、コンプライアンスに関する姿勢、扱っている製品やサービスの将来性を客観的に見てみる事をおすすめします。今回紹介した視点で「扱っている製品やサービス内容の将来性」→「コンプライアンス」→「財務状況」の順に見て行ってください。この順で危険度が増していきます。

今の時代、何が起こるか分かりません。自分とその家族を守るのは自分だけだと思った方が良いと思います。大部分の方々は大丈夫だと思いますが、確認はしておいた方が良いでしょう。

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