本当にヤバい「オールぼっち」状態とは?原因と対策を解説【保存版】

ひと昔前までは、「ぼっち」≒「孤立」≒「NGな人」と言う印象が一般的でした。 しかし、最近では「ぼっち」と言う言葉もスタンダードになってきており、 特別「ぼっち」が世間的にNGと言う訳では無くなりました。
これは、大多数の人の心の根底に、「ぼっち」はイヤだけど1人の時間は大切にしたい。 と言うのがあるからかもしれません。
しかし、会社勤めの方で、本当にヤバい「オールぼっち」状態になるのは避けたいものです。
そこで、今回は本当にヤバい「オールぼっち」状態とその原因、対策について解説します。
もくじ
1.本当にヤバい「オールぼっち」状態とは
2.本当にヤバい「オールぼっち」になってしまう原因
3.本当にヤバい「オールぼっち」にならない方法
4.すぬつくの経験
5.まとめ
もくじ
本当にヤバい「オールぼっち」状態とは

本当にヤバい「オールぼっち」状態とは、簡単に言うと仕事上でもその他の状態(休憩時間、飲み会、研修)でも周囲からのアプローチが全く無く、常に孤立(ぼっち)している状態です。
即ち、周りから「煙たがられている」「面倒臭がれている」等の理由で「相手にされない」状態です。
但し、担当する業務によって状況は大きく異なるので、状況別に解説します。
複数(チーム)で他部門と協業する仕事の場合
複数(チーム)で他部門と協業し、お互いの意見・提案をまとめて仕事をする様な場合、孤立(ぼっち)になってしまうと、大問題です。
仕事は進まなく、良い案も議論、進捗の共有等が出来なくなり、チーム自体の成果も失われます。
その結果、自身やチームの評価も劇的に下がる事でしょう。勿論、貴方やチームの給料にも影響が出てしまいます。
単独で黙々と作業をする仕事の場合
単独でデータの打ち込み、検査データ取り、アッセンブリをする仕事は常に1人で行う仕事の為、自動的に「ぼっち」状態になります。その為、孤立(ぼっち)している訳では無いので特に問題ありません。
職場全員で決まった時間に休憩を取る場合
休憩時間を決まった時間で規律良く取る職場で休憩時間に孤立(ぼっち)していると人間関係に問題がある可能性があります。
休憩時間は個人の裁量で取る場合
休憩時間を個人の仕事の進捗具合等個人の裁量で取る場合は何の問題もありません。この様な状況でも職場のメンバーが休憩を一緒に取ろうと誘ってくれている場合は、人間関係が良好な状態です。
本当にヤバい「オールぼっち」になってしまう原因

本当にヤバい「オールぼっち」になってしまうには必ず原因があります。その原因は大きく分けて3つに分類出来ます。
本当にヤバい「オールぼっち」になってしまう原因
①貴方と関わりたくない→周りから不快な影響を及ぼす存在と認識されている。
②貴方に関心がない→周りから貴方の素性を知っているが積極的に接するには値しない存在と認識されている。
③貴方の事が分からない→周りが貴方の事が分からないから接しない。
周りから不快な影響を及ぼす存在と認識される事例
状況
複数(チーム)で仕事をしていて、ある課題を解決しなければならない状況になった時、Aさんがある解決策を提案しましたが、Bさんは、その策に対して上から目線で全否定するばかりか、別案も出さない状況です。
また、他のメンバーであるCさんが別の解決策を提案しましたが、Bさんは同様に上から目線で全否定し別案も出しません。
周りから見たBさんの印象
課題を解決する為に必死に考えた解決策を全否定、別案も無しとなると、BさんはAさんCさんから見ると、不快な影響を及ぼす存在と認識されている事でしょう。
不快な影響を及ぼす存在と認識された場合、もう積極的に関わろうとする事は無いでしょう。つまり、ヤバい「オールぼっち」の始まりです。
本当にヤバい「オールぼっち」にならない方法

本当にヤバい「オールぼっち」にならない方法は大きく分けて3つあります。いきなり、全部をマスターするのは厳しいので、①から順番に身につけて行きましょう。
本当にヤバい「オールぼっち」にならない方法
①仕事上はアサーティブな考え方・コミュニケーションを実践する。
②非言語コミュニケーションに気を配る。
③コミュニケーション能力を高める7つの約束事を守る。
アサーティブな考え方・コミュニケーションの実践
アサーティブコミュニケーション(Assertive Communication)とは、自分の意見を誠実かつ素直に表現しつつ、その意見を強引に押し通すのではなく、相手の意見も尊重する方法です。
アサーティブが身についている人は、たとえ意見が食い違っていてもお互いにとって納得のいく意見をすり合わせる事が出来ます。
お互いが納得して話を終える事が出来るので、人間関係も上手くいくという好循環が生まれます。
更に詳しいアサーティブコミュニケーションについては過去記事参照下さい
非言語コミュニケーションに気を配る
非言語コミュニケーションとは「アイコンタクト」、「ジェスチャー」、「ボディランゲージ」と呼ばれるものです。
言い換えると、表情・顔色・視線・身振り・手振り・体の姿勢等で何かを意識的・無意識的に伝えている・伝えてしまっている事になります。
よく「目は口ほどにモノを言う」とか「優しい言葉を使うけれど、目は笑っていない、怖い」等の感情を経験した事は無いでしょうか。
喋った事は無いけれど、何か近寄り難いと思われてしまう人はこの「非言語コミュニケーション」で無意識に不快感を伝えてしまっているのでしょう。
更に詳しい非言語コミュニケーションについては過去記事参照下さい
コミュニケーション能力を高める7つの約束
挨拶、お礼、笑顔と言ったコミュニケーション能力の基礎となる7つの約束事を守る事で周りから好印象を得て「ヤバいオールぼっち」状態を改善する事が出来ます。
更に詳しいコミュニケーション能力を高める7つの約束については過去記事参照下さい
皆から好かれる「やんわりぼっち」になる方法
皆から好かれる「やんわりぼっち」になる方法はこちらから
すぬつくの経験
すぬつくの場合、 「ぼっち」には抵抗があるけれど、1人の時間は大切にしたいと切に感じている1人です。周囲から嫌われて「ぼっち」状態になるのはイヤですよね。
具体的には、本当に気の合うメンバー2~3人と深く、その他は当たり障りの無い関係を目指しています。この方が気楽ですよね。
但し、仕事上は特にアサーティブな考え方・発言、非言語コミュニケーションを意識して仕事に支障のない状態を維持して過ごしています。
まとめ
ヤバい「オールぼっち」になってしまうには、それなりの原因があり、その原因を対策する事で簡単にヤバい「オールぼっち」状態を解消する事が出来ます。本当に簡単です。是非実践してみて下さい。
但し、すぬつくが簡単だと思っていても個人差があるので、一概には言えませんが。
しかし、仕事に支障が出ないレベルの「ぼっち」状態は何も悪くなく、むしろ「大人力」があるのではないかと思います。
これも、デジタルトランスフォーメーションの影響で人と人のコミュニケーション手段が変化してきている影響でしょう。