新型コロナウイルス感染防止10項目が出来ていない会社は3年後に潰れる!

新型コロナウイルス感染拡大で社会が混乱している最中、貴方の勤めている会社の新型コロナウイルス感染防止策はどうなっていますか?十分な対策が施されていますか?また、会社は従業員や従業員の家族の事を考慮してくれていますか?
過去記事で「たった10問の新型コロナウイルス対応で分かる!従業員を守れないブラックなヤバい会社の特徴」を紹介しました。
この記事は新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が認識され始めた当時の状況の記事です。
状況は、時々刻々と変わっています。
もはや、過去記事の「たった10問の新型コロナウイルス対応で分かる!従業員を守れないブラックなヤバい会社の特徴」10問の内、1項目でも当てはまったら即、転職すべきです。
3ヵ月、6ヵ月、1年、3年後には従来のブラック企業では無い普通の会社も新型コロナウイルス(COVID-19)によって淘汰される事でしょう。
未曾有の危機の中、会社の新型コロナウイルス感染防止策に経営者・事業所トップがどの様に関わっているかで、3年以内に淘汰されるか否かが簡単に分かります。
そこで、今回は「新型コロナウイルス感染防止10項目が出来ていないヤバい会社は3年後に潰れる!」を紹介します。
もくじ
1.これが1つでも出来なければ3年後には潰れている!
2.すぬつくの経験
3.まとめ
これが1つでも出来なければ3年後には潰れている!

新型コロナウイルス感染防止策10項目
以下の10項目が出来ていない会社の経営者は「経営者失格」です。即ち、今後その会社は、生き残れる訳が無く、衰退して行く事でしょう。しっかりと見極めましょう。
新型コロナウイルス感染防止策10項目
1.経営者・事業所トップが率先して感染防止策を牽引している。
2.マスク着用・居室のアルコール消毒・発熱時の強制休暇を徹底させている。
3.食事の会話禁止・席次の指定を具体的に指示している。
4.会議の大幅な削減・換気に対して具体的に指示している。
5.全ての外出を禁止し、止むを得ない場合は社長承認にしている。
6.経営者・管理職全員で事業所内の消毒を毎日している。
7.従業員が感染・濃厚接触になった場合、給料を全額保証している。
8.経営者・事業所トップが従業員とその家族の心配をしている。
9.新型コロナウイルス感染防止策に投資を惜しまない。
10.代行承認の優先順位を予め設定している。
経営者・事業所トップが率先して感染防止策を牽引

事業所内で感染者が発生したら操業を停止し対策を打たなければなりません。当然、経営リスクに直結しますので、経営者・事業所のトップは最優先で新型コロナウイルス感染防止策を牽引しなければなりません。
この様な未曾有のリスクに対して、部下や従業員に新型コロナウイルス感染防止策を任せている様では、今後その会社は生き残れないでしょう。
マスク着用・居室アルコール消毒・発熱時の強制休暇

経営者・事業所トップが自ら新型コロナウイルス感染のリスクに対する情報を収集し、今出来る対策を自身の経営する会社へ展開出来るか否かが重要です。
基本的な事ですが、事業所内のマスク着用の義務化、居室へ入る時のアルコール消毒の義務化、発熱時の強制休暇の指示が必要です。
ここで重要なのは、マスクや消毒の義務化をしても、マスク自体が品薄で入手出来ない場合は、会社の備蓄品から配布する様な仕組みを指示していないと、言っているだけで何もしてくれない状態になります。
食事の会話禁止・席次の指定を具体的に指示

マスク着用の義務化を実施していても、食事の際にはマスクを外さなければなりません。この時のリスクまで確認して具体的な指示が出来ているかが重要です。
例えば、食事の際には対面に座る事を禁じ、隣の席も一つ空けて座る様にする。また、食事の際には話す事も、話しかける事も禁じます。
勿論、そんなルールを設定すれば、食事をする場所が不足します。その場合は、会議室を解放するなど工夫をしているかがポイントになります。
会議の大幅な削減・換気の具体的な指示

「三密」状態を避ける事は今更言うまでも無く、新型コロナウイルス感染防止策として非常に有効です。これを社内に当てはめて対策を施す事が重要です。
社内で「三密」状態を作っているのは、「会議」です。この会議を大幅に見直し・削減出来るかです。また、削減出来ない「会議」の際には必ず換気を行う様指示出来ているかがポイントになります。
全ての外出を禁止し、止むを得ない場合は社長承認

社外への外出は新型コロナウイルス感染のリスクが上がります。本当に必要な外出なのか、外出しなくても業務・経営に支障が無いかを見極める必要があります。
緊急時の為、全ての外出案件を原則禁止とし、どうしても必要な外出は経営者・事業所トップが判断する様にする事が重要です。
毎日経営者・管理職全員で事業所内を消毒

事業所内で従業員が触れる箇所の消毒を毎日経営者・管理職全員で実施しているかです。一般の従業員や外部業者に任せても良いのですが、経営者や管理職が実施する事に意味があります。
経営者や管理職が実施すると言う事は、会社が新型コロナウイルス感染防止策を会社を上げて実行するんだと言う意思表示になるからです。
従業員が感染・濃厚接触の場合、給料を全額保証

従業員が新型コロナウイルスに感染してしまったり、濃厚接触者になってしまった場合は、その従業員は会社に出社する事は出来ません。
自ら望んで新型コロナウイルスに感染している訳ではありません。十分に注意しても感染を100%防げる訳ではありません。
会社側から出社しないで下さい。とお願いする訳ですから、勤務管理上は「みなし」出社とし給料は全額保証しなければなりません。
経営者・事業所トップが従業員と家族に配慮している

従業員が新型コロナウイルスに感染してしまった場合の給料の保証、子供が休校で自宅に居る場合に世話をしなければならない等、会社に来る事が出来ない状態になる場合でも、最大限の配慮を経営者・事業所トップが率先して対応出来るかがポイントになります。
新型コロナウイルス感染防止策に投資を惜しまない

事業所内の換気設備、消毒用アルコール・噴霧器、マスク、従業員の席を離す為の什器備品等新型コロナウイルス感染防止策に必要な投資を惜しんでいないかも重要なポイントになります。
代行承認の優先順位を予め設定している

新型コロナウイルス感染防止策を率先している経営者・事業所トップも新型コロナウイルスに感染しないとは言い切れません。その為、もし経営者や事業所トップが感染してしまった場合の代行承認の優先順位を予め設定している事も重要なポイントになります。
すぬつくの経験
すぬつくの勤めている会社は経営者・事業所トップが優秀なのでしょうか、今回紹介した10の項目全て対応してくれています。
勿論、不満が無いとは言い切れませんが、客観的に見ても必要な事を経営者が率先して会社全体で動かなければなりません。今は、この率先力(リーダーシップ)が問われているのです。
まとめ
今回紹介した「新型コロナウイルス感染防止策」を実行出来ない経営者は「経営者失格」です。この様な対応が出来ない会社は新型コロナウイルスの脅威が去った後でも生き残る事は出来ないでしょう。
自身の勤めている会社の対応状況を良く振り返ってみて下さい。本当に今勤めている会社に居て良いのでしょうか?