会社を辞める・病欠・産休を取る時の手続き・タイミング・対応法完全解説

前からやりたい事があって、今しかない!でもその為には今の仕事を辞めるしかないなぁ。何時言おうかな。
赤ちゃん出来ちゃった♪(おめでとう!)出産日も分かったけれど、どのタイミングで会社に言おうかな。
ちょっと心の調子が良くないなぁ病院に行ったら会社休む様に言われたけれど、どうしたら良いのかなぁ。
今自分が抜けたら大変な事になるかもしれないし、言い難いなぁ。
会社を辞めたり、長期間の休みを取る際にどのタイミングで言ったら良いか悩んでいませんか?今回は、「会社を辞める・病欠・産休を取る時の手続き・タイミング・対応法完全解説」を詳しく紹介します。
もくじ
1.辞める時に会社に言うタイミングと方法
2.長欠(病欠、産休)になる時に言うタイミングと方法
3.言われる側(会社側)の対応
4.すぬつくの経験
5.まとめ
もくじ
辞める時に会社に言うタイミングと方法

会社を辞めると伝えるタイミングは、会社によって様々ですが、就業規則に記載されています。
すぬつくが働いている会社では、1ヶ月前迄にはその旨を言う事になっています。
会社を辞める時の方法
まず直属の上司に辞める事を伝えましょう。数回引き留められると思います。そこで考えが変わらなければ、自分の所属している管理職(課長)に言って下さい。
その後に人事課の担当者と手続きに移ります。
手続きとは、機密保持の覚え書きであったり、退職金、年金の手続き等々沢山あります。
ここまでが一般的な流れですが、両者が円満になる為には、辞める時期の半年前位から言っておく事をオススメします。
理由は相手(会社側)に都合が良いからです。何故なら、辞めた(退職)した後の人員補充までの期間が十分にあり、良い人材や引き継ぎ期間が得られるからです。
この様に相手に都合の良い状態にしておくと、こちら側(辞める側)の都合も聞いてくれる様になります。辞める側の人に是非押さえて於いて欲しいポイントは2つです。
辞める人が押さえるべきポイント
1.残っている有給休暇を完全に消化する事
2.賞与を頂いたタイミングで辞める事
残っている有給休暇を完全に消化する
1つ目は、残っている有給休暇を完全に消化する事です。例えば、有給休暇が20日残っているならば、退職日の20日前まで出勤して残りは有給休暇にすると言うパターンが出来ます。
賞与を頂いたタイミングで辞める
2つ目は、賞与を頂いたタイミングで辞める事です。12月の賞与の場合、11月末迄在籍している事が条件となる会社が多いと思います。
その為、退職日を11月末日に設定すれば、賞与も貰えると言う計算です。
会社側が1番嫌うパターンは、突然辞められて、補充もきかない状態で業務をこなす事なので、これ位の事は全然気になりません。
長欠(病欠、産休)になる時に言うタイミングと方法

病気で長期休暇を取得する場合
今すぐお休みしなさいとの診断書がある場合は、直ぐに直属の上司に話をして、会社の産業医や人事課の担当者と面談をしましょう。
そして、直ぐにお休みに入る事をおススメします。
隠して会社に出社しても良い事はありません。業務も進まないだろうし、会社側も休養が必要な状態なのに就業させていたとの責任問題が発生します。両者にとって良い事はありません。
出産で長期休暇を取得する場合
産休の場合も、「辞める時のタイミング」同様、なるべく早い時期で会社に話すべきです。
もしも流れてしまったらどうしよう、言わなければよかったのに。
と思うかもしれませんが、会社側も産休時の人員補充を準備する期間が必要となりますので、早ければ早いほど歓迎されます。
また、会社に言っておくと、周りは気を使ってくれて色々な事をやってくれるでしょう。これもメリットですね。
言われる側(会社側)の対応

貴方が管理職で辞めたい、病欠、産休に入りたいとの相談を受けた時の対応を紹介します。
会社を辞めたいと相談された時の対応
先ず、辞めたいとの相談された時は、その理由を尋ねる事と引き止める行為をしましょう。
勿論、強引な引き止めはダメですよ。そして、その人の身になって新しい事をしたいのならば、その人の意思を尊重してあげてください。
世の中には、「ラッキー何時辞めてくれるの?」とか、「誰が補充要員を探すと思っているの?」なんて自分本位な考えや、人としてNGな発言をする様な人がいるみたいですが、絶対にダメですよ。
病気・出産で長期休暇を取得する際の対応
また、病欠の場合も同様で、本人の健康を第一に考えてあげてください。
そして、本人には後の仕事は仲間達が何とかするからお前の仕事は病気を治す事だよ。って言ってあげてください。安心して休めるはずです。
最後に、産休の相談時には、下世話な話はせずに、おめでとう(^^♪と言ってあげてください。その後は病欠の対応と同じです。
すぬつくの体験
すぬつく自体は、会社を辞めた事も長欠を取った事もありませんが、逆に会社を辞める人や長欠、産休に入る人の対応は経験が豊富です。
本心を言うと、補充要員の調整、その後の教育プラン等、本来要らない仕事が増えるのでありがたい事ではありません。
でも、本人達からすると、人生の中での大きなターニングポイントとなるので、その時の対応がショボかったら凄く申し訳ないですよね。
その為、本人達の都合を重視する様にしています。
まとめ
言い出すタイミングと受ける側の都合について、紹介させて頂きました。
人生の一大転機なので、損をする様な事はあってはいけませんし、嫌な思いをする事は絶対にあってはならないと思います。
言う側、言われる側も今回紹介した事を実行する事で円満に事を済ませる事が出来ると思います。どうしても言い出せない!と言う方は退職代行サービスを利用してみては如何ですか?