当てはまったら転職準備!10年後に無くなるヤバい会社を見極めるポイント

テレビの特番で10年前に流行っていたモノやヒット曲の特集がありました。何気なく見ていました。10年前と現在とでは何が変わったのでしょうか。
その特番を「ぼー」っと見ていると、スマートフォンやAIスピーカー、IoTなど、私達の暮らしはデジタル技術によって大きく変わっている事が改めて分かりました。私達は現在、デジタルトランスフォーメーションの真っ只中で生活をしているのです。
10年前にAIスピーカーがこんなに普及するなんて想像しなかったと思います。話は変わりますが、私達が今勤めている会社も同じなのです。10年後に順調に売り上げを伸ばし、満足な経営をしている会社とそうでは無い会社と別れてきます。10年後に無くなっているヤバい会社に貴方や貴方の家族の運命を賭ける訳にはいきませんよね。
今回は、10年後に無くならない会社を見極めるポイントを具体的に紹介します。あまりにも当てはまる様ならば転職もアリですよね。
もくじ
1.扱っている製品やサービス内容の将来性
2.組織的に中期戦略を立てて投資をしているか
3.デジタルトランスフォーメーションとは
4.新しい事(変化)に前向きな社風か
5.すぬつくの経験
6.まとめ
扱っている製品やサービス内容の将来性

過去記事でも述べた様に、先ず扱っている製品やサービス内容の将来性を確認してみましょう。
現在のペーパーレス社会の中でプリンティング事業、スマートフォンに搭載されているカメラ機能の普及による個人向けのカメラ製品事業等は苦戦を強いられておりやがては衰退して行く事でしょう。
10年前には、なんとなく想像出来ていた事ですが、これらの衰退のスピードには驚かされます。今は衰退の状態ですが、10年後を想像すると非常に厳しい状態になっていると思います。
この様に扱っている製品やサービスの内容が現在及び将来のニーズに合致していない場合、10年先の事業見通しは厳しいでしょう。
Point
ヤバい会社:扱っている製品やサービスが将来のニーズに合致していない
組織的に中期戦略を立てて投資をしているか

扱っている製品やサービス内容が将来のニーズに合致しそうで無い状態でも、会社が将来の新しい事業の柱を立てるべく、組織的に「中期戦略」を立て、それに向けて実験的にでも投資をしている場合は、未だ希望はあります。更に、その中期戦略の内容ですが、 「デジタルトランスフォーメーション」(以下DX)に関わる事であった場合は安心して良いでしょう。
デジタルトランスフォーメーションとは

DXとは、デジタルソリューションによる変革の事です。会社の視点で言うと、現行事業の枠組みをデジタル技術の駆使によって新たな価値を創造する事を言います。具体的には、会社が「ソーシャル、モバイル、ビッグデータ・アナリティクス、クラウド」を利用して、新しい製品やサービス等の事業価値を創出する事です。
よく分からないですよね。凄く身近な例で言うと、今CDやDVDをレンタルショップに借りに行く事ってかなり少なくなりましたよね。また、買い物もネットショップで済ませる事も多くなってきたと思います。DXそのものなのです。その代表例がamazonやNetflixのサービスと言った処です。
何となく分かって頂けたでしょうか?しかし、今後は、AI(人工知能)やIoT、ロボティクス、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)など更なるプラットフォームと融合した事業が望まれます。
新しい事(変化)に前向きな社風か

DXとか聞き慣れない言葉ばかりで申し訳ありません。最後に、DXの真っ只中で、会社の経営層が新しい事(変化)に前向きなのか。は非常に重要な事です。
いつでも新しい技術を受け入れ、それをモノにする様な社風でないとその会社の未来はありません。これは、既存事業の新製品を開発するのとは訳が違います。そして、その経営層の片腕として企画部門がきちんと機能しているかも重要な点です。
すぬつくの経験
すぬつくの友人で会社が倒産してしまったと言う人はいません。しかし、事業が縮小して何もやる事が無い状態になってしまった。と言う人の話を聞いた事があります。兎に角、毎日やる事が無いとスゴク時間が過ぎるのが遅く感じられ、メンタル的にも参ってしまうとの事です。忙し過ぎるのも考えモノですが、やる事が無いのはそれ以上に苦痛だそうです。やる事が無い≒会社の未来が見えない≒自身の将来への不安となるそうです。
それらの話を聞いて、直ぐに自分の会社の状況を確認しました。それほど、将来性の明るい事業ではありませんが、中期的に別の新規事業の柱を検討している事がわかりました。もう少し様子を見たいと思います。
まとめ
先ず最初に確認すべき点としては、貴方が勤めている会社の事業が先に紹介した様な将来衰退(プリンティング事業、個人カメラ製品事業等)して行くであろう事業のみで経営しているかを確認するべきです。もし該当するのであれば、会社が次の事業の柱として戦略を考えているかです。ここで、将来衰退するであろう事業一本で且つ、次の事業戦略を検討していない様であれば、その会社の未来は暗いでしょう。徐々に転職の準備を開始する事をおススメします。