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リフレーミングとは?心理的枠組みを変化させ最良の状態に進めるスキル

2020/01/30
 
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「イヤな上司・部下・同僚との人間関係」 「ブラックなヤバい企業・社畜・ハラスメントの悩み」 「職場での良好なコミュニケーションの取り方」 「誰も教えてくれない昇進・人事評価の仕組み」 「会社を辞めたい」 「潰れる会社の特徴」 こんな悩みの解決法を「すぬつく」が こっそりお教え致します。 宜しくお願いします。

職場、家族、恋人等での悩み、落ち込み、問題で行き詰った状態になった事ってありませんか?

この様な状況だと、ネガティブな思考になり、今後の行動についての選択肢がかなり狭まった状態になりがちです。

この様な状況の時は、大抵良い結果に結び付ける事は出来ません。でも、大丈夫です。今回は「リフレーミング」と言うスキルを紹介します。

このリフレーミングは、数々のセラピストの方々が活用しているスキルで、どの様なアプローチをしていくと、行き詰った状態から、新たな気づき(選択肢)を得て、最良の行動に移せるかを観察して生まれたNLP(神経言語プログラミング)のスキルです。

今やカウンセラーやセラピストといった特別な職種の人だけではなく、コーチやコンサルタント業の人はもちろん、セールスやマネジャー、教育の世界ではなくてはならない考え方になっています。誰にでも習得出来る内容ですので、一緒に勉強して行きましょう。

もくじ
1. リフレーミングとは
2. 言葉の定義をリフレーミングする
3. アズイフ(as if)、時間軸でリフレーミングする
4. リフレーミングが身についている人の特徴
5. リフレーミングの具体的活用事例
6. すぬつくの経験
7. まとめ

リフレーミングとは

リフレーミングとは、心理的枠組み(フレーム)によって、人や物事への印象や意味を変化させ、最良の状態に進める為の有効な手段の事を言います。

失敗した時、悔しさで前に進めない時、プレッシャーがかかっている時など、行き詰っている状態の認識の枠組みを変え、新たな選択肢を見出す事が出来ます。

ここで言う、心理的枠組み(フレーム)とは、物事や状況は常に不変で、その物事や状況に意味づけをする事です。では、事例と共にお話しして行きましょう。

事例:リストラで職を失う
評価をされていなかったショックと同時に収入が絶たれた不安を感じてしまうのは当然です。もちろん普通に考えればよい出来事ではありませんが、状況は同じでも何らかの意味や意義を見出す事が出来ます。
「職を失ってしまったということは」、以下の様に取る事も出来ます。新たな選択肢や視点が見えてきます。

  • 本当にやりたかった仕事を見つける機会
  • 自分の才能を生かす機会
  • 退職金と自分の時間が手に入った機会
  • 嫌いな上司の指示から解放される機会
  • 自分の意志で生きていけるスタート

言葉の定義をリフレーミングする

言葉の定義や意味を変えて、行き詰った状態を崩し、前に進める状態をつくるための切り口です。

例えば、よく使うマイナスイメージの強い言葉ですが、以下の様に言葉の意味を変えてみるとどうでしょうか。新たな選択肢や新たな視点が見えてきますよね。

  • のろま→慎重に物事をすすめられる。
  • 自主性がない→他人のアイデアや思考を尊重できる。
  • 無神経→ズバリ必要なことを言ってくれる。
  • 意志が弱い→臨機応変に対応出来る。
  • 怒りっぽい→感情豊か、まっすぐで素直。
  • 自信がない→こだわりがなく物事を中立に見れる。
  • 頑固→しっかり主張できる。
  • あきっぽい→見極めが早い 。

アズイフ(as if)、時間軸でリフレーミングする

アズイフフレームとは、「もし、できたとしたら」「例えば〇〇だったら」「仮に〇〇をやったら」という問いで、行き詰っている状態から、可能性や発想を広げるやり方です。

立場が変わると、同じ景色でも違うものに見えてきます職場であれば、マネジャーと新入社員の視点は異なり、仕事の意義や責任感など、一つ一つの業務や打ち合わせ、商談がまったく異なります。

例えば、もし、上司の立場から見るとこの行動はどう見えるだろうか?もし、部下や後輩の視点から見るとこの行動はどう映るだろうか?もし、お客様や取引先の立場だったら、どんな反応が起きるだろうか?と言う考えをする事で、新たな可能性や視点を広げます。

次に、時間枠でリフレーミングするです。これは起きた物事が、未来ではなく、「今起きたほうがよかった」と思えるリフレーミングです。

例えば生産した製品にたまたま不具合があったのを出荷前に見つけたとします。担当者はせっかく作ったものが出荷出来ないと嘆きそうな気持になります。

こういった時に、「出荷前に発見できてよかったね。出荷後だと大変なとこだったよ」とより膨らんでしまう大きな悲劇から回避できたというフレームに移行することができます。

リフレーミングが身についている人の特徴

リフレーミングが身についている人の特徴について紹介します。リフレーミングが身についている人の特徴は「前向き」「ポジティブ」と言う言葉が当てはまる人の事です。

なんであの人は前向きな考え方が出来るのだろう。と思った事はありませんか?「自分には到底無理だなぁ。」「良い性格しているなぁ。」と思った事ってありますよね。

実はこの人達は「リフレーミング」の考え方が身についている人達なのです。リフレーミングが身についている人は周りから「好印象」を得られます。「好印象」については以下を参照下さい。

リフレーミングの具体的活用事例

「仕事が多すぎる」

「仕事が多すぎる」この状況を複数パターンにリフレーミングしてみると、

①仕事が多すぎる→沢山やる事がある(暇ではない。)→やる事があるからこの会社は潰れない。→この会社の未来は大丈夫。

②仕事が多すぎる→沢山やる事を習得出来るチャンスが回ってきた。→習得してしまえば、楽が出来る。若しくは昇進できる。 

③仕事が多すぎる→信頼されているからこそ自分に仕事が集中している。→次世代の経営幹部になれる。

「上司が厳しすぎる」

「上司が厳し過ぎる」 このよくある悩み事もリフレーミングしてみましょう。

「上司が厳し過ぎる」→期待されているからこそ厳しくされる。→次のポジションを渡したいからこそ、上司と同等の行動を求められる。

この事例「上司が厳しすぎる」は「ブラック企業」に於いては通じません。あくまで普通の職場で比較的上司が厳しい場合の活用事例です。

自分の働いている会社が「ブラック企業」かの確認は以下を参考にしてみて下さい。

「仕事で失敗した」

「仕事で失敗した」これまたよくある状況ですよね。このパターンもリフレーミングしてみましょう。

「仕事で失敗した」→失敗するパターンを経験出来た。→失敗パターンを体験出来たので、もう失敗しない。

すぬつくの経験

すぬつくがリフレーミングを勉強した時に感じた事は、会社や友人でとても感じが良かったり、尊敬できるなぁと思った人は大抵、このリフレーミングの考え方をしているのに気が付きました。その人達が「リフレーミング」を勉強して実践しているのか否かは分かりませんが。

まとめ

リフレーミングを習慣化していくと、思考の柔軟性を高める事や、視野を広げる事にも繋がります。

更には、アイディアを発展させることや問題・課題の解決方法を導き出す事に於いても、とても有効な手段になります。

注意点としては、自身に対してリフレーミングを用いた考え方を取り入れる事は全く問題ありませんが、相手に対して用いる際には、必ず相手の「気持ち」や「立場」、そしてその人の「今」を受け止める事なく、ポジティブなことを伝えても、その言葉は相手を支える言葉にならない事があります。

リフレーミングは、単純なポジティブ表現とは違うからです。先ずは、自身の考え方にこのリフレーミングを取り入れて実践してきましょう。明日から違った景色が見れるかもしれません

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「イヤな上司・部下・同僚との人間関係」 「ブラックなヤバい企業・社畜・ハラスメントの悩み」 「職場での良好なコミュニケーションの取り方」 「誰も教えてくれない昇進・人事評価の仕組み」 「会社を辞めたい」 「潰れる会社の特徴」 こんな悩みの解決法を「すぬつく」が こっそりお教え致します。 宜しくお願いします。
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