単身赴任時の失敗しない賃貸アパート・マンションの探し方とは【保存版】

他の事業所や関係会社への異動・出向の内示が出てしまった。家族会議をした処、単身で赴任する事になってしまった。さあ、どうしよう。
同じ会社の事業所異動や関係会社への出向に伴う単身赴任の場合、異動・出向先の総務部門が現地の不動屋さんを斡旋してくれます。
そこで、住居を決める運びになります。イザ住む場所を決めると言っても一体何を基準に住む場所を決めれば良いのでしょうか?
会社から支給される引っ越し費用は、一般的に赴任時と帰任時の2回だけです。一度住む場所を決めて、スゴく不便・隣人トラブル等で、やっぱり他の場所にしたい。その場合、引っ越し費用は自己負担となってしまいます。
そんな失敗をしない為に、今回は「単身赴任時の賃貸アパート・マンションの探し方とは【保存版】」を紹介します。
もくじ
1.住居に掛かる費用はいくらか?
2.住居を決める着眼点と優先順位
3.すぬつくの経験
4.まとめ
もくじ
住居に掛かる費用はいくらか?

就業規則を確認しよう!(出向者は出向元の就業規則)
一般的に単身赴任者の住居は、出向先の関係会社や異動先事業所が地元の不動産屋を斡旋し、そこから賃貸アパート・マンションを選んで契約する流れになります。
そして、単身赴任者から賃料(家賃)の数パーセント負担させるのが通例です。具体的には、賃料(家賃)の5~10パーセント、駐車場代、管理費・公益費、光熱費は個人負担となるのが一般的です。
全て会社が負担するケースもありますが、それはスゴくラッキーです。相当なホワイト企業に従事している証拠となります。
住居に掛かる費用具体例
家賃8万円、駐車場・公益費1万円の住居に掛かる費用(個負10%)
→8万円×0.10+1万円=1万8千円
住居を決める着眼点と優先順位
住居に掛かる費用も分かった処で次は実際に住居を決めましょう。では、どの様な着眼点で決めれば良いのでしょうか。判断する着眼点を紹介します。
最寄りの駅までの距離

車社会の地域か電車社会の地域かで異なりますが、何れにしても最寄り駅までの距離が近ければ近いほど利便性が高くなります。通勤・帰省・飲み会・出張とありとあらゆる場面で駅までの距離が近いと便利だと思い知らされます。
尚、車社会(主に地方)で1時間に1本位しか電車が来ない場合でも近い方が良いです。何故かと言うと、最寄りの駅まで徒歩で行けないと、帰省する際に長期間駐車場に車を停めておく置く必要があり、意外と高い費用が掛かります。
アパート・マンションにモンスター隣人がいないか

アパート・マンションの隣人がモンスター隣人であった場合、関わった時点で「負け」です。その為、不動産屋で住居を選ぶ際に必ず聞き取りを行いましょう。
個人情報なので答えられないとか門前払いをする様であれば、この不動産屋を怪しんでください。賃貸アパート・マンションの場合、住民の苦情を受ける窓口があります。それは、アパート・マンションを管理をする管理会社か、不動産屋そのものです。
その為、入居しようとしている部屋の両隣、上下階から過去にトラブルがあったか否かの情報は必ず持っています。聞き方としては、「トラブルを起こしそうな隣人が住んでいませんか?非常に重要な事なので教えてください。」がベターでしょう。
また、入居物件が学生が多く住んでいて、両隣・上下階が学生である場合は要注意です。自身が学生の頃を思い出してください。仲間との家飲み・麻雀、アパートで彼女と過ごす時間、楽しかったですよね。でも、お隣さんからすると非常に迷惑だったのかもしれません。
会社の飲み会エリアに徒歩で行けるか?

会社の飲み会を行うエリアってほぼ決まっていますよね。そのエリアからまで、徒歩で行けたら何て素晴らしい事でしょう。
何故なら、終電を気にする事が無く、終電に乗れたとしても気が付いたら終点だった!(寝てしまって最寄りの駅に降りれなかった)なんてリスクがありませんから。みなさん、一度はやってしまった事ありますよね?
会社の飲み会エリアは異動先事業所や出向先関係会社の総務部門に聞けば簡単に教えてくれます。
災害被害が少ないエリアか?

これは、生命に関わる事なので優先順位は高いかと思います。先ずそのエリアのハザードマップを確認しましょう。入手は不動産屋でも入居予定の市町村のホームページで確認する事が出来ます。
徒歩圏内にコンビニ・スーパーがあるか?

単身赴任者にとってコンビニ・スーパーは「第二の嫁さん」と言っても過言では無い存在ですよね。コンビニ弁当・スーパーのお惣菜が無くては生きていけません。って人も多いはずです。「第二の嫁さん」の家が近ければ近い方が良いですよね。
会社までの距離が適当か?

異動先の事業所・出向先の関係会社に現在の住居からでは通えないから「単身赴任」をしているので、その異動先事業所・出向先関係会社から1時間も掛かる様な距離に住む事はあり得ません。
また、異動先の事業所や出向先関係会社に近すぎると、家に帰っても会社に居る様な気がして何となくイヤなものです。会社から適度な距離が良いでしょう。
すぬつくのおススメ住居を決める際のmust・better項目
【must】
・最寄りの駅までの距離
・アパート・マンションにモンスター隣人がいない
【better】
・会社の飲み会エリアに徒歩で行けるか?
・徒歩圏内にコンビニ・スーパーがあるか?
・会社までの距離が適当か?
・災害被害が少ないエリアか?
自分で不動産屋を探す場合
異動先事業所や出向先関係会社の総務部門が地元の不動産屋と契約を結んで無く、単身赴任者自身で賃貸アパート・マンションを探さなければならない場合はweb上で確認を取れますので、事前に確認をする事をおススメします。
イエプラ
イエプラは、チャットで物件探しを行うサービスです。 希望条件等を入力し、後は待っているだけで担当コンシェルジュがぴったりなお部屋をご紹介、能動的に部屋探しをする手間を省く事が可能です。
めざましテレビ ・朝日新聞 ・yahooニュースでも紹介された実績があります。
アパマンショップネットワーク
店舗数ナンバーワンで掲載物件は180万件以上です。
すぬつくの経験
すぬつくも現在単身赴任中です。住居を選ぶ際には慎重に下調べを繰り返して選びました。過去にモンスター隣人トラブルを経験した事があるからです。
また、最寄り駅までの距離が近ければ近いほど家賃の相場が上がりますよね。しかし、家賃が多少上がっても自己負担は10%程度の為、利便性とその差額を比較しても「利便性:最寄り駅までの距離」を選択する事をおススメします。
まとめ
単身赴任時に会社から支給される引っ越し費用は、一般的に赴任時と帰任時の2回だけです。一度住む場所を決めて、スゴく不便・隣人トラブル等で、やっぱり他の場所にしたい。その場合、引っ越し費用は自己負担となってしまいます。
それを回避する為の住居選びの着眼点で絶対に守って欲しいと事は 以下の2項目です。
- 最寄りの駅までの距離
- アパート・マンションにモンスター隣人がいない
楽しい単身赴任生活になるか否かは、事前準備が大切です。事業所異動・関係会社へ出向で単身赴任が決まったその時から準備を開始しましょう。