睡眠負債・最適な睡眠時間とは?睡眠とストレスの関係性を詳しく解説

特に家庭環境が変わっていないし、会社で求められる仕事の量も質も変わっていない、周りの人間関係も変化が無いなに、何故かストレスが溜まって、凄くイライラする時ってありませんか?
もしかして、日々の睡眠時間が少なくありませんか?ストレスの蓄積には、いろいろと原因があるのですが、その原因の一つに「睡眠負債」が関係している可能性があります。
そこで、今回は「睡眠負債」とストレスについての関係性と誰にでも簡単に出来る対処法を紹介します。
もくじ
1.最適な睡眠時間とは
2.睡眠と睡眠負債について
3.睡眠負債とストレスの関係
4.すぬつくの経験
5.まとめ
最適な睡眠時間とは

早速ですが、貴方の睡眠時間はどの位ですか?それに対して、最適な睡眠時間って一体何時間なのでしょう。
アメリカで行われた大規模な実験によると、最適な睡眠時間は「約7時間」であると報告されています。
7時間より多くても少なくても良くないらしく、この実験では、7時間の睡眠を取っている人達が一番長寿であったとされています。
因みに、睡眠は浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠の2種類に大別されているらしく、レム睡眠⇔ノンレム睡眠のサイクルを一晩に4〜6回繰り返すそうです。
朝方に向かうほど深い眠りのノンレム睡眠の間隔が短くなり、浅い眠りのレム睡眠の間隔が増えて、自然と目を覚ます時間が「約7時間」と言う事なのです。
睡眠と睡眠負債について

睡眠とは
ところで、最近よく「睡眠負債」と言う言葉を耳にしますよね。
一体何の事なのでしょう。先ず、「睡眠」について少し理解を深めましょう。
睡眠は大脳を効果的に休める為の生命現象と言われています。筋肉の疲れは横になって休むだけでも解消しますが、脳の疲労は睡眠によってしか回復しません。
脳には「眠る脳=大脳」と「眠らせる脳=脳幹」があります。眠らせる脳=脳幹は大脳が披露し過ぎない様に「眠りなさい」と指示を出します。それが「眠くなる」状態です。
この時、脳幹の指示に従って眠れば良いのですが、人は自分の意思で眠らない事を選択する事が出来ます。
睡眠負債とは
そして、睡眠負債とは、1日で見れば少しの睡眠不足でも、借金(負債)のようにだんだん蓄積されていき、体と心と脳にダメージを与える様になる事です。
具体的には、大脳がムリをすると、創造的な思考や論理的な判断が出来なくなっていきます。
また、記憶力も落ちてきて、憶える能力も低下します。即ち、睡眠を削って勉強するのは、ある意味逆効果なのです。
睡眠負債とストレスの関係

それでは、「睡眠負債」が与える体と心と脳へのダメージとストレスの関係性はどの様なモノがあるのでしょうか。
睡眠負債による体への影響で、一番大きいのは免疫力の低下です。睡眠が不足すると風邪を引きやすいと言われるのはそのためです。
更に心と脳の状態にも影響が現れます。睡眠が不足すると交感神経を過剰に活動させてしまうため自律神経が失調し、心の状態が不安定になってしまいます。
具体的には、集中力、意欲の低下、イライラし易くなってしまいます。これらは、睡眠不足が脳の機能を低下させるために起こる現象なのです。
対策としては、もうお分かりですよね♪「毎日約7時間寝る」事です。誰にでも簡単に出来ますね。
すぬつくの経験
すぬつくの場合は、最低6時間の睡眠を取らないと翌日体調が悪いので、最低6時間の睡眠を取っています。
平均すると6時間半位です。やはり、7時間位の睡眠を取ると翌日は心身共に良い状態で活動できますね。
具体的には、すぬつくの平日は11時には寝て、5時半に起きると言うサイクルです。なにせ勤務地が家から1Hかかるので…早起きしなければならないのです。
まとめ
特に家庭環境が変わっていないし、会社で求められる仕事の量も質も変わっていない、周りの人間関係も変化が無いなに、何故かストレスが溜まって、凄くイライラする時の原因は、もしかすると「睡眠」が影響している可能性があります。
また、「睡眠」は心身の健康に多大な影響を及ぼす事が分かっていますし、日々の睡眠不足はとり返す事が出来ず、負債となって蓄積していく事から、毎日の適切な睡眠時間を確保する事が重要となってきます。
よって、人間関係やプレッシャー以外でストレスに直結する「睡眠不足」対策をする事をおススメします。